広報紙【こころんねっと】

広報紙【こころんねっと】

こころんねっと 第41号 2019年11月 テキスト版

こころんねっと第41号
2019年11月発行
第71回 赤い羽根協賛児童生徒作品コンクール審査結果

特賞
ポスターの部
松栄小学校 1年生 山本 惟人
御器所小学校 2年生 鬼頭 心美
八事小学校 4年生 岡田 周子
松栄小学校 5年生 元村 優心
松栄小学校 6年生 岩島 彩和
川名中学校 1年生 佐藤 満花
円上中学校 3年生 鈴木 彩音

書道の部
白金小学校 3年生 秋元 星空
白金小学校 4年生 松下 夏子
広路小学校 4年生 早川 颯真
広路小学校 6年生 諸井 美咲
北山中学校 1年生 伊藤 夢華
桜山中学校 2年生 竹田 峻
駒方中学校 3年生 竹川 知歩

10月1日から赤い羽根共同募金運動が全国一斉にはじまりました!!
昨年度は皆さまのご協力により約816万円の実績を昭和区で収めることができました。誠にありがとうございました。
皆さまからお寄せいただきました募金は愛知県共同募金会でまとめられたのち、昭和区での募金額の約7割は昭和区社会福祉協議会へ配分されます。配分金は、子ども会・老人クラブ・女性会・障がい者団体など地域の団体が行う事業
や、高齢者ふれあい給食会や子育ての支援事業など昭和区内の地域福祉活動に役立てられます。

詳しい使い道は赤い羽根データベース「はねっと」で公開しています。http://www.akaihane.or.jp/hanett/

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はつらつクラブで地域に貢献

はつらつクラブでは、仲間づくりや介護予防を目的に毎週8会場で健康体操、レクリエーション、音楽療法を行っています。また、物作り(裁縫、編み物、工作など)もしています。手作り作品は年に一度バザーで販 売、その売上金からご寄付いただき、介護予防やサロンに役立つものを購入させていただいております。
次回のはつらつクラブの参加募集は2月になりますが、見学はいつでも可能です。お問い合わせをお待ちしております。

サロンで使えるゲームの貸出しをしています
テーブルゲーム、スカットボール、ボッチャ、ふまねっと(ボランティア講師付き)など!
ルールがわからない場合はボランティア講師を派遣します。お気軽にお問い合わせください。

テーブルゲーム ドメモ
28枚の札の中から、手持ちの札の数字を推理と 記憶力を使って当てるゲーム

スカットボール
スティックで打ったボールを得点穴に入れて 得点数を競います。

ボッチャ
パラリンピック種目です! 白いジャッジボールの近くにボールを投げたチームの勝利。

ふまねっと
ステップを間違えないよう足と頭を使って歩きます。歩行と認知機能の改善効果に期待!

こころんクイズ    旅   人   算
東海道(京都-東京間)450kmを、婚約者の直子さんが1日に20km、京都から東京へ 向けて歩きます。又、婚約者の正一君は1日に30km、東京から京都へ向けて歩きます。
同じ日に出発しました。
二人は何日目に会えて、それぞれどれだけ歩いたことになりますか。  (参考文献 塵劫記)

ご応募いただいた方の中から、抽選で3名の方に図書券を差し上げます。ハガキかFAXにクイズの答え、氏名、住所、今月号のご感想をご記入の上、昭和区社会福祉協議会までお送りください。締切は令和元年11月30日必着。当選者の発表は図書券の発送をもってかえさせていただきます。

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学齢期の子どもの支援を考える
昨年度、第4次昭和区地域福祉活動計画策定のための話し合いの中で、昭和区内
の地域の方から「夏休みなどの長期休みに行く場所がない子どもがいるみたい。」「施設フリースペースに遊びに来る子がいるけど食事も持たず一日いる子がいるよ」 という話が上がりました。それをきっかけに、小・中学生の居場所について「学齢期の子どもに関わる団体・機関の交流会」として定期的に検討を行っています。また、御器所学区では夏休みに「子ども広場」を開催するなど、学齢期の子どもの居場所づくりや支援が広がってきました。今回はその取り組みをご紹介します。

学齢期の子どもに関わる団体・機関の交流会   第4次昭和区地域福祉活動計画
 学齢期の子どもに関わる団体・機関の交流会(以下交流会)では、子どもが安心して健やかに暮らせる地域をめざし、関係団体・機関のゆるやかな関係づくりや子どもの様子、見守りや 支援に困った時の対応方法などの情報交換をしています。現在は 子ども食堂や居場所づくりに取り組む団体・教会・NPO法人・スクールソーシャルワーカー・保健センター・区役所等様々な団体や機関に参加していただいており、第3回目となる交流会を 9月に実施しました。
その際には、「この交流会での出会いがきっかけでスクールソーシャルワーカーとつながって相談ができるようなった」との声もありました。今後としては、現状から課題を発見し、地域へどのように発信していくかなどを考えていきます。

こ ど も 広 場      御器所学区社会福祉協議会
御器所学区の主任児童委員さんの「学齢期の子どもが安心して遊んだり勉強したりできる居場所を作りたい」との呼びかけから、学区社協 の有志の18人が協力し、今年の夏休みに試行的に「こども広場」を開催しました。「こども広場」は、夏休み期間中の御器所コミセンが空いて いる19日間、小学3年生~中学3年生を対象に実施。開催中は、延べ117名の参加がありました。
 「こども広場」は、好きな時に来て、好きなことをして過ごすことのできる居場所として、宿題などの勉強をする子もいれば、スタッフや友達 と将棋やカードゲーム、ベイブレードで遊ぶ子どももいました。夏休みの家庭科の宿題をスタッフと一緒に済ませた子もいました。
 開催後は、スタッフでふりかえり会を行いました。そこでは、昼間子どもだけで過ごす子どもたちがいる現状を知り、地域で子どもを見守っていきたいとの
積極的な意見が出ました。このように、今後も学区社協として子ども達が安心して過ごせるまちづくりに協力していきます。

「こどものまち」は子どもの「やりたい!」に出会う場   白 金 児 童 館
 「こどものまち」は、子どもたちが企画して、市役所やハローワーク、お店などの集合体であるまちを作ります。参加する子どもは市民登録をしてから、仕事をして、仮想の通貨による給料をもらい、それで遊んだり食事をしたりします。
 以前、「こどものまち」でお店の前に立ちすくむ女の子に声をかけました。彼女は「ラーメンが食べたいけどお金が足りない、仕事をする時間もない」と
言いました。その後、ラーメン屋の店員と交渉し、手持ちのお金でラーメンを食べられたようです。この様子を見ていて、コミュニケーション能力や交渉力の重要さを再確認しました。そして、彼女の「食べたい!」のように、自分の「やりたい!」に気づき、それを表現できることが、もっとも大切だと思いました。
 日常の中で、子どもが「やりたい!」に気づく前に周囲の大人が声をかけていないでしょうか?「やりたい!」に向けて試行錯誤している途中で過度な手助けしていないだろうか?
「やりたい!」と同時に「やりたくない!」もあるよね?と考えさせられました。
 白金児童館の「こどものまち・しらかね」は12月22日(日)に昭和区役所で開催します。
子どものさまざまな「やりたい!」に出会えることを楽しみにしています。

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学区社会福祉協議会 リレー報告

 学区社会福祉協議会は、全ての住民が安心して暮らすことができる福祉のまちを、住民が主体となって地域総ぐるみで推進することを
目的とした団体で小学校区を単位として設置されています。
 このコーナーでは、昭和区内の学区社会福祉協議会の活動を順番にご紹介していきます。

松栄学区  ふだんの暮らしから災害時の対策まで
  松栄学区社会福祉協 会では、学 区 内 6カ所で仲 間 づくり、健 康 づくりを目的に行っている『ふれあい・いきいきサロン活動」、ちょっとした困りごとを地域住民同士が解決するしくみ『 地域支えあい相談窓口事業 』、ひとり暮らし高齢者や高齢者のみ世帯の方々をさりげなく見守り、いざという時にはいち早く変化に気づき対処する『ふれあいネットワーク事業 』を中心とした支援活動に取り組んでいます。
 平常時にはこのような地域住民主体の福祉活動に取り組んでいますが、災害時を想定とした防災訓練も『 松栄学区区政協力委員会 』『 松栄学区まちづくり協議会 』『 松栄学区社会福祉協議会 』が三者合同で企画し、高齢者や障害者など避難先でも福祉的なニーズの高い方々への対応について準備をしています。
 9月29日に開催された松栄学区防災訓練及び災害救助地区本部研修では、災害時に避難所となる松栄小学校を会場として、一般(健康な方を想定)の避難所を2階体育館に設置するほか、高齢者、障害者、妊産婦などの配慮の必要な方についての避難所は1階の特別教室等を活用して4カ所に設置し、その違いについての説明や実際に間仕切りなどを組み立てる体験を行いました。
 過去には1階の避難所(福祉スペース)を設営した後に車いす利用者を想定して動線の確認を行うなど、避難所の運営と福祉的配慮の必要な方への支援など多角的な視点で訓練を積み重ねてきています。その理由として松栄学区社会福祉協議会の原田会長は、過去の災害において避難所へ避難してくる方の中でもお年寄りや小さな子どもは体調を崩されることが多く、避難先でできるだけ健康に過ごしていただきたいという思いと、避難所での生活の中でも一人ひとりの尊厳が守られる環境を作りたいという思いから学区社会福祉協議会の活動として避難所の運営にも力を入れたいと話してくださいました。
体育館にて間仕切りを組み立てる体験 妊産婦のためのスペース

写真 体育館にて間仕切りを組み立てる体験  妊産婦のためのスペース

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地域福祉活動紹介コーナー   No.2

 皆さんは“昭和区ボランティア連絡協議会”(以下昭和区ボラ連)を知っていますか?
 住民による福祉のまちづくりを目指し、昭和区内で活動するボランティアの情報交換、相互交流や活動の普及・啓発等を目的として設立されました。現在22団体で構成され、今年度で設立25年を迎えています。具体的な活動としては、4つの部会(研修部会・講座部会・交流部会・広報部会)で活動しています。今回は会長や各部会長より、昭和区ボラ連の魅力や各部会の特徴などを聞いてきましたよ!

●会長
 昭和区ボラ連は、1994年に発足し、区内ボランティア団体・個人の22団体で構成された連絡協議会です。
2019年指針は「L(愛)P(情熱)V(ボランティア)~共に生きる社会へ~ ボランティア仲間の愛を感じ、誰もが誰かの力になれる昭和区に」です。
情熱あふれるボランティア活動を共に生きる仲間と楽しみましょう。

■ 研 修 部 会
 研修部会はボラ連の会員のみなさんの活動を実りのあるものにするため、年に数回研修会を実施しています。今年度は会員さんの健康増進と高齢者を狙った犯罪を未然に防ぐことを目的に研修会を選択しました。
 【実績・予定/6月28日おなか元気教室・11月20日愛知県警見学】

■ 講 座 部 会
 講座部会は男性の地域デビューの入口として、2013年より男性限定の講座「おやじ塾」の企画、運営を行っています。2019年度は料理・筆ペンアート・日本酒飲み比べ・肌ケアの4講座を実施。40代~90代の方の参加が多く、塾の卒業生からボランティアグループ「昭和おやじ会」も誕生し活躍中です。

■ 交 流 部 会
 交流部会は、ボラ連の会員同士はもちろん、区民のみなさんとの交流を目的に年に2回イベントを企画しています。そのうち1つは、9月8日に開催した
幼児や小学生と保護者を対象に実施している『あそびの広場』です。10時前より、ベビーカーを押したお母さん、お父さん、小学生が来場。
そしてボランティアで参加してくれる高校生大学生そして、私たち高齢者と、4世代が一堂に会して楽しみました。

■ 広 報 部 会
 昭和区ボランティア連絡協議会の広報誌の作成。「であいふれ愛」を会員の情報交換、親睦等のツールとして、さらに地域社会の一員としてのボランティア
活動を地域のみなさんへのPR(Public Relation)をも兼ねて年3回、各500部発行しています。
 http://shouwakuboraren.web.fc2.com/

昭和区ボラ連 加入団体(22団体)
●あったかカフェ ●あつまる会 ●AJU自立の家ボランティアグループ ●イルカ ●エリアボランティアペガサス会
●桜花学園高等学校インターアクトクラブ ●かれい倶楽部 ●こころん昭和 ●視覚障害者と共に歩む会
●シュヨーネット ●手わっち ●昭和おやじ会 ●昭和区おもちゃライブラリー「ポッポ」 ●昭和区の歴史文化を守る会
●昭和鯱城会 ●昭和セラバンドクラブ ●つなぐ子ども未来 ●なごや防災ボランティアネットワーク昭和 ●晩翠会
●福祉を学ぶ会 ●ぷらっとココロ ●ゆめ緑道ごきそ    (50音順)

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お 知 ら せ コ ー ナ ー

居場所運営者・サロン運営者のための集い つながりづくり交流会
居場所やサロンが多様化しているなかで、それぞれの居場所やサロンはどんな内容なのか、運営している方たちはどんな方達が関わっているか
等をお互いに知る機会として交流会を開催します!

第4次昭和区地域福祉活動計画推進中
日時 11月28日(木)10時~12時
場所 昭和区在宅サービスセンター 研修室 (昭和区社会福祉協議会 御器所3-18-1)
申込 昭和区社会福祉協議会までご連絡ください

「2019あいけんまつり」が開催されます!
12/22(日)10時~15時
もちつき体験
鏡餅づくり
凧 作 り
花餅作り
箸 作 り
フリーマーケット
菓子まき
輪 投 げ
綿菓子作り
餅饅頭販売 ※有料企画もあります
あいけん祭りのお知らせはHPをチェック!
会場/昭和区桜山町三丁目51-2 https://www.aiken.ne.jp
当日は、本会もイベント募金、輪投げをおこないます。皆さんのご来場をお待ちしております。

第30回 吹上まつり
日時 11月9日(土)10時~13時半
場所 サポートセンターbeing吹上 昭和区吹上町1-35-7
内容 日用品バザー、模擬店、アトラクションなど
問合 サポートセンターbeing吹上  電話741-1419  
お手伝いして下さるボランティア募集

寄付のお礼
 次の方々から本会へご寄付いただきました。寄付金は昭和区の地域福祉の推進に有効に活用させていただきます。ありがとうございました。

●名古屋ヤクルト販売(株) 様
●はつらつクラブ 様 ●福祉を学ぶ会 様

編集委員からのひと言
●伊勢湾台風から早60年。今年の夏は暑かったですね。おだやかな冬にしたいものです。 N・H
●地域福祉がいろいろな所で、いろいろな形で行われています。それを伝える情報誌「こころんねっと」がより多くの人々に届くことを
願っています。 H・U
●こどもの「できた!」をじっと待つのも親。きっと大切な力になると思うから。 Y・T

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1枠1回5,000円 賛助会員は20%引
お問合せは、昭和区社会福祉協議会まで
.052-884-5511

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社会福祉法人名古屋市昭和区社会福祉協議会

昭和区社会福祉協議会 ホームページQRコード.
http://www.showaku-shakyo.jp/

facebook 「もばいるこころん」(昭和区情報)
twitter 昭和区のイベントや子育ての情報を掲載しています。

目の不自由な方へ、この情報誌「こころんねっと」を録音したCD・点字版の貸し出しを行っています(無料)。

編集・発行
社会福祉法人名古屋市昭和区社会福祉協議会
〒466-0051 名古屋市昭和区御器所三丁目 -18-1
電話: 052-884-5511  FAX:052-883-2231
E-mail:fukushi@showaku-shakyo.jp
交通のご案内
地下鉄:鶴舞線「荒畑」駅4番出口から徒歩5分
市バス:栄20系統「荒畑」下車
    金山26系統・昭和巡回系統「御器所四丁目」下車
 

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