昭和区社会福祉協議会発信!福祉情報紙
こころんねっと 第5号
2007年(平成19年)6月


●目次
1-2ページ目
特集 元気な中高年の皆さん!地域を支える活動をしませんか?
■昭和区の四つ葉のクローバー
3ページ目
■セカンドライフ開拓史
■障がい者のノーマライゼーション「自分らしく生きるために」
■専門家に聞く 健康長寿のための習慣
■教えて!子育てママの本音
4ページ目
■地域の縁の下の力持ち 社協マン
■玉腰先生のココロまんぷくお料理レシピ
■投稿王国
■講座・案内
■編集後記


1ページ目
特集 元気な中高年の皆さん!地域を支える活動をしませんか?

今年から団塊の世代が定年をむかえ、あらたな活動の場として地域社会が注目されています。団塊の世代をはじめとした元気な中高年(アクティブシニア)が地域で活動することで、地域社会が活性化すると期待されています。今号では、昭和区の各地域を支えるそうしたアクティブシニアを特集します。

[写真]花の世話をする「ゆめ緑道ごきそ」の皆さん

■アクティブシニア
昭和区を花々で飾る ボランティアグループ「ゆめ緑道ごきそ」
パンジー、チューリップ、ナデシコ…御器所通りを歩くと花壇に植えられた色とりどりの花を楽しむことができます。この花壇をつくり手入れしているのは「ゆめ緑道ごきそ」の皆さん。川名公園横の育苗場で種から育てた花苗を春と秋の2回、御器所緑道の花壇に植栽しています。これらの花壇と昭和土木事務所が植栽したフラワーポットには担当者が決められており、それぞれがお世話しています。発足から4年目をむかえ地域での知名度もあがり、作業中に「ごくろうさま」と声をかけられることもあるそうです。一般の人むけに寄せ植えの講習会を行ったり、保育園児や小学生たちと花を植えたりと、地域の人たちと花を介した交流を楽しんでいます。
会員は200人近くで、その多くが50〜70代。事務局長の古庄建治さんは現役を退いた後、第二の人生をどう送るか模索していました。その時に出会ったのが昭和生涯学習センターで行われた花壇づくりの講座です。それまで花を触ったことがなかった古庄さんですが、この講座の修了に続いて「ゆめ緑道ごきそ」の会を仲間とともに発足させたのです。現役の頃は地域でのつながりがまったくなかったという古庄さん。この会の活動で多くの人と接する中で、たくさんのことを教えられたと言います。力仕事もある花壇づくりでは男性の出番も多いのですが、まだまだ男性会員の数は少ないそうです。地域で活動したいがその方法が分からない中高年男性は多いはず。古庄さんも試行錯誤の中でこの活動に出会いました。「まずは自分から一歩踏み出すことが大切です」。そうアドバイスする古庄さんの笑みは充実感でいっぱいです。
昭和区を美しい草花で飾る「ゆめ緑道ごきそ」では常時会員を募集しています。住みよいまちづくりは、自分自身の人生が豊かになることでもあります。そのための第一歩として土に触れることからはじめてみるのはいかがでしょうか。

【問合せ先】
「ゆめ緑道ごきそ」事務局(昭和区役所区民生活部まちづくり推進室)
TEL:735-3821FAX:735-3829
活動日:毎週木曜日午前10時から
場所:川名公園

[写真]事務局長の古庄さん

●昭和区の四つ葉のクローバー
昭和区の住みよい地域づくりのために活動する人や団体を紹介します。

■子育て編
子どもの本の広場「自遊らんど」
「すべての子どもに読書のよろこびを! 文庫は本のある遊び場です」をモットーに、自遊らんどでは絵本の貸し出しや読み聞かせを行っています。絵本を毎年購入するだけでなく、3ヶ月ごとに図書館から300冊の本を借りているので、たくさんの絵本の中から選ぶことができます。おもちゃもあるので、絨毯のしかれた床に座り込んで思い思いに遊ぶ子どもたち。自遊らんどのスタッフの読み聞かせがはじまると、それまで元気に遊んでいた子どもたちも食い入るように絵本を見つめます。
自遊らんどのスタッフは皆、子育て経験者。もともと自分の子どもを遊ばせる目的もあってこの会を主催しました。子育てから手が離れた今は、新米ママたちのよき相談相手となっています。「どんなささいなことでもいいので、こうした場で思いを打ち明けてリフレッシュしてもらいたいです」。代表の村上さんは温かい眼差しでそう語ってくれました。

【問合せ先】 自遊らんど
TEL:852-1144 FAX:852-1143
活動日:第1・3月曜日午前11時〜12時・午後3時〜5時、第2月曜日午後3時〜5時(祝日は休み)
場所:昭和生涯学習センター1階プレイルーム
【イベントのお知らせ】「虫とあそぼう」(虫の標本、ゲーム、工作など)
7月18日(水) 午後2時〜4時

[写真]読み聞かせに興味いっぱいの子どもたち

■ハンディキャップ編
シングルライフを満喫 視覚障がい者のタヌキさん
「昭和区は点字ブロックも多いし住みやすいですよ」。力強い口調でそう話してくれる視覚障がい者のタヌキさん。独り暮らしをしながら週4日、高齢者のデイサービスでマッサージの仕事をしています。仕事のためにガイドヘルパーは使えないため、地下鉄とバスを乗り継いで単独で職場に行きます。多い時で一日10人ほどの高齢者をマッサージします。疾患にあわせて揉み方を変えたり強弱をつけたりと、確かな腕に常連さんもでき、中にはタヌキさんとお話しするのが楽しみで頼む人もいるとか。
以前はテニスをしたりプールで泳ぐなど、とても精力的に活動。現在は週2回、視覚障がい者も多く利用する福祉施設に通って仲間とのふれあいを楽しんでいます。
[イラスト]視覚障がい者を誘導するときは、いきなり体に触れずに声をかけてから

●社会福祉協議会ってなに?
社会福祉協議会は、誰もが安心して暮らすことのできる昭和区のため、住民のみなさんと一緒に福祉活動を計画し、実施していく民間の団体です。
マスコットキャラクター 「こころん」:あたたかい心で福祉のタネをまくイメージから生まれました。

こころんねっとは賛助会費を財源として作成しています。



2ページ目
■アクティブシニア
地域の大人たちが支える 「吹上小学校トワイライトスクール」
ある日の放課後の吹上小学校。先生でもない、保護者でもない何人かの大人が子どもたちに囲まれています。トワイライトスクール(放課後学級)の講師とアシスタント・パートナー(地域協力員)たちです。平成17年から吹上小学校ではじまったトワイライトスクールでは、季節の花を生ける生け花や手芸、トールペイント、お茶、手話、グランドゴルフなど17の講座を受けることができます。そこで教えたり子どもたちの世話をするのは、40〜70代の地域ボランティアです。あらゆる学年がひとつの教室でともに地域の人とふれあうことで、普段の授業では得られないような体験をすることができます。
トワイライトスクールを運営指導する小林正裕さんは、現職の頃は教育現場にいました。校長をつとめた経験などを活かしトワイライトスクールのすべての業務を担っています。「講師やアシスタント・パートナーに求められるのは知識や技術というよりは、子どもとのコミュニケーションを楽しめるかどうかです」。そう語る小林さんも、子どもの成長を見守ることが楽しくて仕方がないといった様子です。
ビーズ教室では、魚の形にカットされた皮に、鱗に見立てた小さなスパンコールをひとつひとつ縫いつけていました。教室に集まった30名ほどの子どもたちは一様に真剣な眼差し。講師の牧野さんや数名のアシスタント・パートナーたちの助けを借りながら1時間ほどで鯉のぼりのキーホルダーを完成させました。講師の牧野さんは子ども相手にビーズを教えられるのか、はじめこそ躊躇したものの、今では自分の孫と同じ年代の子どもたちに囲まれて生活にハリが出てきたと言います。またアシスタント・パートナーのひとりは、「どうしたら子どもたちが楽しめるのか」常に考えさまざまな企画を試みています。今考えているのは大正琴の講座。大正琴を通じて地域の人と子どもたちが交流できればと夢は広がります。
「講座のあった日は体はくたくたに疲れますが、でも心は子どもたちから元気をもらっています」と、トワイライトスクールに携わる大人たちは口をそろえます。身近な学区の子どもたちと時には親のように真剣に、時には友だちのように楽しく向き合うことで、地域全体で子どもたちを育てていこうという機運が盛り上がってきます。またこうした地域の大人たちとのふれあいの中で、子どもたちは社会性を養っていくことができるのです。

【問合せ先】
名古屋市立吹上小学校トワイライトスクール
TEL・FAX:741-6570
※その他の学区の方は最寄りの小学校のトワイライトスクールにお問い合わせください。

[写真]講師やアシスタント・パートナーのまわりは子どもたちでいっぱい
[写真]子どもたちがつくったビーズの鯉のぼり

■アクティブシニア
自分たちの地域は自分たちで守る 「福江2・3第1町内会」
近年日本社会が経済的に発展する中で、地縁・血縁的な結びつきが弱くなったと言われています。さまざまなしがらみにとらわれず、自由であることが自立した人間として理想とされてきました。しかし最近の子育てや高齢者介護をめぐる問題、また防犯の観点からも、ふたたび地域のつながりを求める声が高まっています。さらに東海地方では大地震の可能性と隣り合わせに生活をしなければいけません。被災した場合に備えての体制づくりが町内会単位で求められています。
福江2・3第1町内会では住みよい地域づくりはもとより、大地震での被災を念頭にした活動を行っています。自主防災組織を立ち上げ、災害時にも迅速に対応できるよう防災訓練も欠かしません。仮設テントや担架、簡易トイレは町内会長である長尾俊二さんのオリジナルです。阪神・淡路大震災時のトイレの状況を知り、下水道のマンホールに設置する簡易トイレを試作。行政にかけあい、その必要性を認めてもらいました。
普段から公園の清掃やバーベキュー大会などを通じ、地域の交流をはかっています。子どもの就学、成人式、敬老の記念に贈り物をしたり、また入院した場合には見舞金を渡します。こうした親密な関係を築くことで、いざというときにお互いに助け合うことができるのです。若い世代では、町内会に入ることでつきあいが増えてわずらわしいと感じる人もいるかもしれません。「これからの時代、横のつながりなしではいられません。私の妻が入院したときも、町内の人が食事の心配をしてくれたんですよ」。そう語る長尾さんは、新しく町内に入ってきた世帯に足を運び、地域の輪の中に入ってもらうように呼びかけています。女性はすでに地域でのつながりの中で生活していますが、定年退職した男性はひとり取り残されがちです。町内会活動は、自分の生活圏を見直す良い機会となるはずです。

※福江2・3第1町内会では9月9日(日)10時からオリオン児童遊園地(福江3丁目509)にて防災訓練を行います。興味のある方はぜひ見学に来てください。

[写真]消防署のアドバイスのもとで行われた防災訓練
[写真]町内会で配られている救急カード
[写真]町内会長の長尾さん

●あなたの力を求めています! ボランティア団体リスト
特集では、アクティブシニアによる様々な取り組みを紹介しました。「自分も地域に根ざした活動をしてみたい」と思った皆さんのために、ボランティアを募集している昭和区社協登録団体のリストを掲載します。興味のある活動にぜひ取り組んでみてください。

・銀杏の会
特別養護老人ホーム「南山の郷」のジャスコでの買い物介助
【連絡先】河合 百合子 837-0861

・長戸ボランティアグループ あじさい
ふれあいのあるまちづくり、高齢者対象のふれあいサロン
【連絡先】清水 昭子 851-9865

・特定非営利活動法人 食事サービス 松栄
配食サービス(介護保険特別給付事業)
【連絡先】食事サービス松栄 842-2070

・昭和区おもちゃライブラリー 「ポッポ」
おもちゃの貸出と遊びの場所の提供
【連絡先】昭和区社会福祉協議会 884-5511

・やごとひよこ隊
入院中の子どもたちと工作等して遊ぶ
【連絡先】第二赤十字病院医療社会事業部 832-5446

・AJU自立の家ボランティアグループ
イベント、障がい者の生活のお手伝い
【連絡先】AJU自立の家 841-5554

・視覚障害者と共に歩む会
視覚障がい者社会参加支援
【連絡先】昭和区社会福祉協議会 884-5511

・手話サークル てむすび
聴覚障がい者との交流
【連絡先】岡田 恵子 852-2611

・手話勉強会 パレット
聴覚障がい者との交流
【連絡先】山口 僚子 805-9373

・わだち月曜会
わだちコンピュータハウスの清掃、行事の手伝い
【連絡先】北原 政子 853-5314

・手話の会 Syuwa手しゅシュ
聴覚障がい者との交流
【連絡先】大嶋 幸代 841-2867

・イルカ
知的障がい者への水泳指導
【連絡先】林 道雄 881-8947

・車椅子レクダンス普及会名古屋支部
車椅子ダンスによる交流
【連絡先】湯本 淳子 837-0425

・聖霊病院 みどりの会
病院での清拭タオルたたみ、その他衛生材料作りなど
【連絡先】聖霊病院カトリック社会事業室 832-1181

・昭和区地域ボランティア
地域福祉全般、施設慰問
【連絡先】広瀬 敏子 841-1172

・朗読の会 しらかば
デイサービス等での朗読
【連絡先】加藤 洋子 832-2540

・名古屋第二赤十字病院 やまのて会
病院での清拭タオル作り、手術着の補修
【連絡先】第二赤十字病院医療社会事業部 832-5446

・名古屋第二赤十字病院 外来ボランティア
病院での外来患者の案内
【連絡先】第二赤十字病院医療社会事業部 832-5446

・パソコンWhyわ〜い
初心者対象のパソコン指導
【連絡先】津田 一子 882-9641

・特定非営利活動法人 PCマスターズ
初心者及び障がい者対象のパソコン指導
【連絡先】三輪 修一 853-3368



3ページ目
●セカンドライフ開拓史
第二の人生を楽しく生きる中高年男性に、その様子をリポートしていただきました。

開拓団員No.1 日比野勝

企業人を平成15年10月に卒業し、「何でもやってみなはれ」のチャレンジ精神で、すぐに万博ボランティアリーダー研修に参加。16年の4月からは職業訓練所でヘルパー2級資格を取り、万博でケアセンターのボランティアをしました。17年11月には福祉のまちづくりリーダー養成講座に参加し、地域との関わり方の勉強とNPO活動を少し理解し、NPO法人パートナーシップ・サポートセンターのシニアボランティアに登録し活動しています。
地域での関わりは、町内会長に役をくださいとお願いし、防災委員をつとめ、さらに街路樹美化委員として月2回草取りボランティアをしています。昭和区の住人になって5年。まだまだこれからです。
また名古屋市募集のテニススクール卒業後、テニスサークルを立上げ、16名で週1回テニスを楽しんでいます。18年4月からは名古屋市高年大学に入学し、クラスメートと太極拳サークルの仲間づくりをしています。これからも熟年時代を謳歌し人生を楽しんでいきます。

●障がい者のノーマライゼーション 「自分らしく生きるために」
障がい者・健常者の区別なく、自分が望むような生活をおくることのできる社会。そのためのノーマライゼーションについて広く考えていきましょう。

障がい者のライフスタイル探しをお手伝い
昭和区障害者地域生活支援センター「サポートJ」

どのような障がいをもっていても、住みなれた地域で自分らしく自立して生きたいと願うのは当然のこと。そのためには行政や民間が提供する福祉サービスはもとより、心身両面で障がい者を支える人と人とのつながりが必要です。
昭和区障害者地域生活支援センター「サポートJ」では、情報ターミナルとして障がいに関するあらゆる相談に応じています。また「ピアカウンセリング」では、同じ障がいをもつカウンセラーが相談にのることで、精神面での支えとなることを目指しています。
「障がい者が、地域のさまざまなつながりの中で生活できるような支援をしていきたいです」と語る支援センターの水野さん。訪問することもできるので、ひとりで悩まずにまずは連絡をくださいとのことです。

【問合せ先】
昭和区障害者地域生活支援センター
相談日時:月〜土曜日(日・祝日休み)、午前9時〜午後5時
昭和区松風町2-28 ノーブル千賀1階
TEL:841-6677 FAX:841-6622
http://www.aju-cil.com

[写真]車いすで働くスタッフもいます

●専門家に聞く 健康長寿のための習慣
長寿大国と言われる日本ですが、いくら長生きしても健康でなければ人生を楽しむことはできません。健康を保つためには毎日の生活習慣に留意することが大切です。その秘訣を各分野の専門家に聞きます。

歯の手入れは健康のはじまり
松本歯科大学名誉教授・医学博士 橋本京一先生
[写真]「入れ歯を作ったあとも定期的にチェックを受けましょう」

「何分ぐらい歯を磨いていますか?」「うがいは何回ぐらいしますか?」歯を磨くという毎日の習慣。健康を保つために歯の手入れが大切だということは多くの人が知っていますが、適切な手入れをしている人ははたしてどれほどいるでしょうか。
橋本先生は歯や口中の手入れ(オーラルケア)が、いかに心身の健康に不可欠であるか、講演会などを通じて呼びかけています。大正12年生まれの橋本先生ですが、年齢を感じさせないはきはきとしたたたずまいは、まさにオーラルケアの賜物。先生はまず朝起きると歯を磨き、毎食後にはもちろんのこと、一本一本丁寧に磨くと、うがいを左右の頬それぞれ20〜30回は行っているとか。さらに食事をするときの姿勢にも気をつけているそうです。また「歯の手入れだけでなく、しっかりと良く噛む(30回程度)ことも大切です」と、噛むことの効用を教えてくれました。●消化吸収を助ける。●満腹感が湧きやすく食べ過ぎを防ぐ。●味がよく分かり、食事を楽しめる。●噛むことに関わる筋肉を強化する。●脳の老化を遅らせ、精神的・心理的な安定が高まる。
こうしたことを毎日の習慣にしながら、さらに歯垢の除去や噛み合わせのチェックを定期的に歯科で行うことで、健康な歯を維持することができます。

【問合せ先】
日生歯科診療所
中区錦3-24-17 日生ビル3階
TEL:961-1494
※橋本先生の診察には予約が必要です。

●教えて!子育てママの本音
新米ママにとって、頼りになるものといえば育児書や育児雑誌。でもいざ開いてみると、「あれ、うちの子全然違う」なんてことはありませんか?実際に回りの声を聞いて、安心したという経験は少なからず誰にでもあるはず。このコーナーは、新米ママたちが少しでもホッとできるように、子育てママたちの生の声をお届けします。

第一回 「子どもの寝かしつけ、どうしてる?」

寝る子、寝ない子、タイプはいろいろ
イブキ(1歳2ヶ月)ママ(以下Iママ)…うちは、生まれたときからけっこう苦労していて、「赤ちゃんは寝てばかり!」なんて、嘘だぁ〜って思ったくらい。抱っこでやっと寝かしつけても、置いたら泣く。もう面倒くさくなって、一日中抱っこしていたような……。
ヤマト(1歳9ヶ月)ママ(以下Yママ)…うちも、3ヶ月くらいまでは同じかも。でも半年過ぎたあたりからずいぶん楽になったかな。添い寝で昼寝をすると4時間とか寝ちゃう! 夜も、添い寝ですんなり寝てくれる。だから、実は寝かしつけで苦労したことがあまりないかも。
一同…え〜〜うらやましい!
タロウ(1歳6ヶ月)ママ(以下Tママ)…うちは、6ヶ月くらいまでは寝てばかりで、昼も夜も全然手がかからなかった。お腹がいっぱいなら勝手に寝てくれるタイプ。
Iママ・Yママ…ありえな〜〜い!
Tママ…泣くこともほとんどなくて、「アッ」って小さい声をあげただけで「私が見に行く、俺が見に行く」ってパパと奪い合うくらい(笑)。でもその反動なのか、半年過ぎたら昼寝は全然してくれなくなっちゃって。なんとか昼寝してほしいから、午前中は子育てサロンに行ったり、公園に行ったり。
一同…うん、うんと頷く。
編集…動いて疲れさせてバタンキュー状態にさせるっていうのが、もしかして一番よい方法?
一同…そうかも〜〜!

寝かしつけ、その子に合った必須アイテムがある
Tママ…おしゃぶりを使っていた頃はよかったんだけど、やめてからがたいへん! 夜はおんぶをして寝かしつけています。
Iママ…おんぶひもって必須だよね〜。でも、布団におろすのが至難の業じゃない?
Tママ…うちは枕を抱くと安心するみたいだから、おんぶからそのまま後ろに倒れて、泣いた途端「ほい、枕」みたいな(笑)。
Iママ…おお、ちょっとした技だね!
編集…寝かしつけ一つとっても、最初のうちは本当に手探り。それでだんだん、その子に合った方法を見つけていくのですね。

次回座談会のお知らせ
座談会に参加していただける親子を募集中! 社協のお部屋で子どもたちを遊ばせながらワイワイ話してみませんか? 次号(8月頃座談会開催予定)のテーマは、「うちの子って食べ過ぎ? 食べなさ過ぎ?」

[写真]「子育てグリーンマップ」を作った親子に参加いただく



4ページ目
●地域の縁の下の力持ち社協マン
社会福祉協議会で働く職員(社協マン)は、どのような仕事をしているのでしょうか。住みよい地域づくりのために日々奔走する社協マンがその思いをつづります。

地域から元気を頂いて

ハナミズキが咲き出した道すがら、自転車をこぎながら、「今日の出だしの挨拶はハナミズキの話にしようか…」「そんで、こころんねっとで紹介した『単なる物忘れと認知症の違い』の説明をして…」とまだあれこれ考えている。今日はお年寄りの集まる「ふれあいいきいきサロン」におじゃまして話をする日。地域で人が集まるサロンの運営をサポートするのも社協の大事な仕事です。でも私は人前でしゃべるのが大の苦手。緊張のあまり頭が真っ白になってしまったり、言うべきことがどこかに飛んでいってしまったりすることもしょっちゅうです。この仕事、向いてないよと思いながらウン十年…。まだまだ慣れません。
それでも、私のつたない話にウンウンとうなずきながら聞いてくださる方がいるとホッとしたり、終わってから「実は家族の介護のことで困ってて…」と相談されたりすると、話に来てよかったなとうれしくなったり。こんな私でも頼りにしてくださる地域の方の温かい眼差しの中で、何とか仕事を続けてこられました。地域に出かけて、いろんな方に出会って、いろんなことを教えて頂いて、地域の皆さんの前向きなパワーにいつも元気を頂いています。そんなごほうびがあるから、苦手なことも頑張らないと!

■賛助会員「地域福祉のサポーター」募集中!!
社会福祉協議会は、地域の皆様からの賛助会費と共同募金、その他寄付金や名古屋市福祉基金からの助成金などを財源として、地域福祉活動を推進しています。
ちいさな力も、たくさん集まれば大きな支援となります。私たち社会福祉協議会の活動をご理解いただき、趣旨にご賛同いただける方は社協までご連絡ください。

賛助会費のつかいみち
・広報啓発40.1%
・地域福祉の推進34.5%
・ネットワーク作り14.7%
・その他10.7%

個人会員 1口 1,000円(年額)
法人・団体会員 1口 10,000円(年額)

平成18年度実績4,441,000円
・個人会員 1,659件 2,591口
・法人・団体  157件  185口

●玉腰先生のココロまんぷく お料理レシピ
[写真]管理栄養士:玉腰明子「手軽につくれて栄養いっぱいのレシピをご紹介します!」
vol.5 おたすけ豆腐ハンバーグ
残ってしまったひじきの煮物やきんぴらごぼうを豆腐と混ぜて豆腐ハンバーグをつくりましょう。無駄なく美味しく、子どもたちも喜ぶハンバーグに変身しますよ。
■材料(4人分)
・ 豆腐:1丁
・ ひじきの煮物またはきんぴらごぼう:適量
・ 小ネギ:適量
・ むきえび:100g程度
・ 山芋:長さ5センチ
・ しょうが:少量
・ 片栗粉:大さじ2
・ ごま油:大さじ1
・ 大葉:適量
・ トマト:適量
■作り方
1.豆腐を水切りして、手で細かくつぶしておく。
2.ひじきの煮物またはきんぴらごぼうをざっくりとみじん切りにする。
3.むきえびをたたいて粘りを出し、小ネギは小口切りにする。
4.1.にすりおろした山芋と2.と3.および片栗粉としょうが汁を加えて混ぜあわせて、食べやすい大きさに丸める。
5.4.の両面に片栗粉をつけ、フライパンで焼く。
6.つけ合わせに大葉とトマトをそえる。
■ポイント:大根おろしやぽんずなどをかけて食べても美味しいですよ!

●投稿王国
川柳「私の夢」
夢があってこそ人生はその輝きを増します。今回選ばれたのはどれも女性の句。いつまでも夢見るのは女性の特権(?)でしょうか。
・花束をシワの手で抱く白寿まで(生きたい)【93歳女性】
・老いてなおさがし求める恋ねぐら【65歳美亡人】
・脳トレでめざす年齢30歳【78歳女性】
■募集&プレゼント
次号の投稿内容は「川柳・昭和時代の思い出」です。住所・氏名・年齢・電話番号をお書き添えの上、8月末日までに昭和区社会福祉協議会までお送りください。採用された方に、図書カード1000円分を差し上げます。ふるってご応募ください。応募先は右下の問合せ先をご覧ください。お待ちしています。

●講座・案内
福祉推進を目的とした各種イベント、行事、講座等(原則無料のもの)を紹介します。
集まれ!ボランティア「第14回ボランティア交流会」
■日時:6月24日(日) 午後1時〜4時 ■会場:昭和区役所講堂(2階)
■内容:ステージ発表・交流・パネル展示 ■参加費:無料
□主催:昭和区ボランティア連絡協議会 問合せ先:昭和区社会福祉協議会

第25回昭和区の福祉まつり
<シンポジウム>■日時:7月1日(日) 午後1時〜4時15分 ■内容:「認知症!その予防と介護」
<前日祭(映画会他)>■日時:8月18日(土) 午後2時〜
<福祉まつり>■日時:8月19日(日) 午前10時〜午後3時30分 ■会場:昭和区役所
※昭和区在住在勤在学以外の方もぜひご来場ください。
□主催:昭和区の福祉まつり実行委員会 問合せ先:昭和区社会福祉協議会

昭和区グリーンマップ2007「MaMAP(ママップ)昭和」の“ウェブサイト版”を一緒につくりませんか?
昭和区グリーンマップは、「人と自然にやさしいユニバーサルデザインのまち」をめざし、様々な視点から昭和区のまちを再発見して、ガイドマップとして紹介する市民活動です。今年度は、「子育てにやさしいまち」をテーマに発行した「MaMAP昭和」のウェブサイト版の作成を予定しています。子育て中のお母さんも一緒に活動しませんか?
■申込方法:電話・FAX・Eメールにて「グリーンマップ参加希望」と伝え@氏名A住所B電話番号・FAX番号CEメールアドレスを下記問合せ先へお送りください。
■問合せ先:昭和区役所まちづくり推進室(3階3番窓口) TEL:735-3822 FAX:735-3829
Eメール:showamachi@showa.city.nagoya.lg.jp

音訳ボランティア募集!
広報なごや昭和区版及びこころんねっとの音訳テープを視覚障がいの方に向けて製作している「ごきそ音訳グループ」です。音訳に興味のある方、一緒に活動しませんか。
■問合せ先:昭和区社会福祉協議会

第16回全国ボランティアフェスティバルあいち・なごや
■日時:9月22日(土)・23日(日)
■会場:愛知県芸術劇場大ホール、名古屋国際会議場センチュリーホール、オアシス21、県内6ブロック会場
■内容:各地域での多種多様な分科会、ボランティア・市民活動実践団体等の紹介ブースや展示コーナー、各種イベント等
■フェスティバル公式ホームページ:http://www.vf-aichi-nagoya.jp/
■名古屋ブロック専用ホームページ:http://www.volufes.com/

●寄付
次の方々より本会へご寄付いただきました。寄付金は昭和区の社会福祉推進に有効に活用させていただきます。ありがとうございました。
・名古屋ヤクルト販売株式会社様
・今泉八重子様
・匿名様 2件

●編集後記
■社協って何?と聞かれたら…人によって答えは違うはず。一人ひとりの困ったに応えてくれるところ。 K・E
■団塊世代の皆さん、知識・経験を地域デビューして下さい、お待ちしております。 H・M
■紙面一新で区民の関心がより高まるといいですね。 Y・A
■昭和区内の素敵な方に出会えるのは編集の役得かも…。一緒に編集してくださる方、募集中です! T・T


●「こころんねっと第5号はいかがでしたか?」
「こころんねっと」へのご意見、ご感想をお寄せください。お待ちしています。また、目の不自由な方へ、この情報紙「こころんねっと」を録音したカセットテープの貸し出しを行っています(無料)。ご希望の方はご連絡ください。講座案内の掲載についてもお問合せください。
■昭和区在宅サービスセンターの貸出日変更
昭和区在宅サービスセンターの貸出しスペースが、平成19年4月より土曜日(ただし祝日の場合は休館となります)もご利用いただくことができるようになりました。皆様のご利用をお待ちしています。
貸出スペースの詳細につきましてはホームページをご覧ください。

社会福祉法人名古屋市昭和区社会福祉協議会
[イラスト]社協の地図
【問合せ先】
〒466-0051 名古屋市昭和区御器所三丁目18番1号
TEL:052-884-5511 FAX:052-883-2231
E-mail:fukushi@showaku-shakyo.jp
URL:http://www.showaku-shakyo.jp
【交通のご案内】
地下鉄:鶴舞線「荒畑」駅4番出口から徒歩5分
市バス:栄20系統・昭和区系統(右まわり・左まわり)「荒畑」下車


発行 社会福祉法人名古屋市昭和区社会福祉協議会
〒466-0051 名古屋市昭和区御器所3-18-1
TEL:052-884-5511 FAX:052-883-2231
E-mail:fukushi@showaku-shakyo.jp
URL:http://www.showaku-shakyo.jp

編集 株式会社リベルタ
〒468-0011 名古屋市天白区平針2-1111
A2ビル207号
TEL:052-808-0429 FAX:052-808-0421
E-mail:libertad@mbp.nifty.com

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